就活の流れやスケジュールを知りたい!企業の研究から内定まで

就活はいつからどのようにして始まるのか。いつまでに何をすればいいのか。始める前に、最低限頭に入れておいて欲しいことがあります。

スムーズに内定をとるためには、スケジュール管理がとても大事です。

企業の研究から始まり、実際に内定を得るまでにはどのような段階があるのか、就活の流れについてまとめました。

いつ何をすればいいのかが明確になっていれば、希望する企業の面接を受けるためにどうすればいいのか、具体的な行動計画を立てることができます。

第一希望の企業の内定を得るために戦略を立てて、しっかり取り組んでください!

始まるのはいつ?おおまかな流れをつかもう

就活はいつから始まるのでしょうか。いつ何をしなければいけないのか、具体的に必要な行動に結びつけるために、全体の流れを掴みましょう。

始まりから終わりまで、このような事項があります。

  • 大学のセミナーを受ける
  • 自己分析を始める
  • 業界研究、企業研究
  • 筆記試験の勉強をする
  • OB、OG訪問
  • 合同説明会に参加する
  • プレエントリーをする
  • 個別説明会に参加する
  • 選考
  • 内定

だいたいこのようなことを行いますが、1回で内定をもらえるとは限らないので、個別の説明会に参加した後は、選考を何度も受けるということになります。

経団連が定めているスケジュール

経団連とは、日本経済団体連合会のことで、日本の企業や団体から構成されています。

日本の経済界の方向性を決めている団体とでも思っておけば良いでしょうか。

新卒の採用に関しては、一応経団連が定めており、表向きはこの日程に従って就活が進んでいきます。

  • 就活の情報解禁:大学3年生の3月から
  • 選考開始:大学4年生の6月から

しかし実際にはこのスケジュールよりも早く進んでいることが多いので、これを鵜呑みにしていると大きく出遅れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

「情報解禁」とは選考を含まない説明会であると定義されているものの、実質的に選考を兼ねているような場合もあるからです。

ちなみに2021年以降の入社については経団連がルールを定めない、という方針が示されていますので、現在大学2年生の人は今後の動向が気になりますね。

実際の企業のスケジュール

情報解禁は多くの企業が大学3年生の3月に行いますが、選考開始はそれと同時かもしくは4月頃から行う企業が多いようです。

6月からだから、なんて思っていると大きく出遅れる可能性があります。

外資系はもっと早い!

経団連が定めているスケジュールはあくまでも日本企業のスケジュールであり、外資系の企業はもっと早く選考が進んでいきます。

  • 筆記試験:大学3年生の9月頃から
  • エントリーシート提出:筆記試験と同時くらい
  • 内定:大学3年生の12〜1月くらい

外資系の企業を希望している人は、大学2年生が終わる頃から情報収集に勤めた方がいいですね。

日本の企業のスケジュールと同じように動いていたら、動き始めた時にはすでに内定が出た後、ということになってしまいます。

早めの準備が大事

情報収集に関しては、早く行うに越したことはありません。

大学3年生の5月くらいから始めて、2月くらいまでに準備を整えたいですね。

というのも、ほとんどの企業は実際には情報解禁と同時に選考も開始するため、この時点から選考の準備をしていたら遅いからです。

  • エントリーシート
  • 筆記試験

などの準備は、情報解禁までに済ませておくことをおすすめします。

就活が始まるまでにやっておくべきこと

それでは就活に必要な行動について、一つずつ具体的に何をすればいいのかを解説します。

学内セミナーに参加する

大学の中で説明会(セミナー)を開催してくれますから、何からやったらいいのかわからない!という人は、まずそういったセミナーに積極的に参加してみましょう。

  • 就活の全体的な流れ
  • 業界研究のやり方、業界の特色など
  • 自己分析のやり方
  • エントリーシートの書き方
  • 面接の注意事項

などを教えてくれます。

自己分析

自己分析は簡単そうですが、実際にやってみると難しいので、じっくり取り組みたいところです。

自己分析をしっかりすると、自分の強みや得意なことがわかるだけでなく、本当にやりたいことが見えてくることもあるからです。

こんな会社、業界がいいなと漠然と思っていたとしても、自己分析をしてみたら全く違う業界に興味がわいてきた、なんてこともあります。

  • 自分が得意なこと、不得意なこと
  • 好きなこと、嫌いなこと
  • 強み、弱み
  • 学生時代に打ち込んだこと
  • これまでの人生で頑張ってきたこと
  • どんな仕事に就きたいか
  • 仕事を通してどんな風に成長したいか
  • 人生の目標

などを思いつくままに掘り下げてみてください。

実際に会社に入って仕事をしてみるとこれが変わることはもちろんあります。

働いたことがないのに、仕事を通してどう成長したいのかなど考えるのは大変ですが、今の時点で思いつくことでいいのです。

あまり「私にはこういうことが向いている」と決めつけることなく、少しでも適性のある仕事を見つけるための指針と考えた方がいいでしょう。

業界研究

就活準備開始と同時にやっておきたいのが業界の研究です。

インターンシップにも備えるという意味もあります。

でも具体的に何をしたらいいのか、よく分からないですよね。

例えば商社に勤めたいと思ったら、

  • ものを売るという仕事はどんな仕事なのか
  • どんなものを売っているのか
  • 会社の売上はどのくらいになるのか
  • 誰に対して売っているのか

などを掘り下げていきます。

漠然と金融関係がいいなと思った時でも、色々な会社がありますから、そもそも「金融」とはどのような業界なのかを調べます。

  • 金融という仕事はどのような仕事か
  • 銀行、証券会社、保険会社はそれぞれどのような違いがあるのか
  • どのような企業があるのか
  • どんな仕事をしているのか

などを調べていくと、一口に金融といってもさまざまな仕事があるのがわかるでしょう。

何となく漠然とでいいので興味を持っている業界について、細かく調べていきましょう。

企業研究

自分の進む方向性が見えてきたら、その業界にある企業を研究していきます。これは実際の選考に結びついていく部分なので、細かく調べたいところです。

企業研究は、遅くとも大学3年の夏には始めたいですね。

  • その企業は業界の中でどのくらいのポジションなのか
  • 企業の規模、売上はどのくらいか
  • 企業の遠隔、歴史
  • 企業理念、経営陣の考え
  • 今後の戦略、展開
  • 社風、労働環境

同じ業界の会社でも、経営者の考え方によって経営の仕方は全く違うわけで、当然そこで働く社員にも影響を及ぼすところです。

社長の考え=社風と考えても差し支えないでしょう。

就職する時はお給料やお休みなどの労働条件はもちろん大事ですが、それ以上に大事なのが「自分が楽しんで働けるかどうか」です。

企業の理念に共感し、そこでともに成長していけるような職場を見つけるために詳細な企業研究は非常に大切です。

OG、OB訪問

めぼしい企業をいくつかピックアップして、同じ大学の先輩がいないかどうか調べましょう。

サークルや部活で交流があった人がいると訪問しやすいですが、そうでない場合の方が多いでしょう。

連絡先などは大学で教えてもらえます。

自分が興味のない企業だったとしても、もし時間があるなら積極的に訪問してみることをおすすめします。

というのも、やはり実際に働いている人の声は参考になるからです。

資料やインターネットの情報だけではわからないこともたくさん聞けますし、もしかしたら話を聞いて「この会社で働きたい!」と思うことがあるかもしれません。

自分の可能性を広げるためにも、OB訪問は積極的にしたいですね。

エントリーシート対策

昔は履歴書だけで良かったのに、今はエントリーシートが重要になってきます。

  • 志望動機
  • 自分の強み
  • 学生時代の経験
  • 入社したらこんな風に活躍したい

など、自分をアピールするための資料です。

自分の強みと企業の特性をからめて書いていくことが重要なので、企業研究で調べたことを活かすところ。

自分がこの会社に入るとどんな風に強みを活かせるのかということをアピールしていきます。

筆記試験対策

エントリーシートの提出と同時に、実質的な最初の選考である筆記試験が行われるところが多いです。

筆記試験の内容はそれほど難解なものではないので、通常の学力があればとくに問題はありません。

しかし、受験勉強以来ほとんど真面目に勉強して来なかったという人、高校から推薦で入学したので受験勉強すらしていないという人は少し準備をした方がいいでしょう。

書店に行けば就活用の筆記試験対策本がありますから、勉強し直しておくことをおすすめします。

面接対策

筆記試験は難なく通る人も多いと思いますが、最大の難関である面接はじっくりと対策しておきたいですね。

その場になると上がってしまって自分の言いたいことが言えなくなってしまうかも。

そのためには、自分の言葉で自分の考えを説明できるようにしておくことが大切です。

どんな質問をされるかわからないにしても、

  • なぜその会社に入りたいのか(志望動機)
  • その業界で何をしたいのか
  • 自分の強みは

などは必ず聞かれます。

「この会社に入ってこんなことがしたいです!」という熱意をどうやって自分の言葉で伝えるか、ということを考えて、実際に話す練習をしてください。

くれぐれも、就活の面接対策の一問一答を暗記するようなことはしないでください。すぐにばれます。

インターンは積極的に参加しよう

インターンは大学3年生の夏頃にピークになります。最近では3年生でなくても参加できる企業もあるので、情報を集めて積極的に参加しましょう。

そこで仕事の面白さがわかれば、エントリーシートや面接対策にも役立つと思います。

企業によってはインターンに参加していた学生をそのまま採用するというところもあるので、自分が興味のある企業がインターンを実施していたらぜひとも参加したいですね。

外資系はとくにインターンが必須になっているところもあるので、大学2年生くらいから情報収集につとめてください。

合同説明会に行ってみる

情報公開が解禁されると一斉に合同説明会が始まります。ここでは企業の詳しい説明はないので、まだ企業が絞りきれていないという場合に参加すればいいでしょう。

ある程度企業が絞れている人は、その企業が実施する個別説明会に参加すれば大丈夫です。

就活がスタートしてからやるべきこと

いよいよ大学3年生の3月になったら動き始めます。

  • エントリーシートの提出
  • 筆記試験
  • 面接(グループ、個人)
  • 内定

という流れですが、面接の回数は企業によって違ってきます。

内定が出るまで、順調であればだいたい1〜2ヶ月といったところでしょう。

プレエントリー

プレエントリーとは、その企業の採用情報などを受け取りやすくするためのアクションで、氏名やメールアドレスを送っておくことです。

春休み中に開始するところが多いです。

経団連のスケジュールでは一応3月が解禁時期ですから、その時期に就職サイトがオープンしてプレエントリーができるようになります。

このプレエントリーはまだ「選考」の状態に入っていません。

あくまでも「その会社に興味があります」という意思表示に過ぎないので、本当に入りたい会社については、この次の個別説明会に参加することが必須になります。

個別説明会への参加

個別説明会とは、合同説明会とは違い、その企業について細かい説明が受けられる機会です。

  • 会社の特徴
  • 社風、待遇など
  • 採用の方法について

などを詳しく説明してくれる場なので、入りたいと思う会社の説明会は必ず参加してください。

というのも、説明会といいながら実質的な選考開始である場合も少なくなく、説明会当日に筆記試験を行う会社もあるからです。

説明会でエントリーシートを配布し、説明会に参加していない場合は応募すらできないという場合もあります。

個別説明会に参加するなら、いよいよ選考開始だという気持ちを持って行くことが必要です。

エントリーシートを提出

エントリーシートを提出したらいよいよ選考開始です。書き方を指定されることもあるし、自由に書いていいという場合もあります。

また、エントリーシートで一次選考をする会社もあれば、シートを提出した人はとりあえず全員面接をする会社などさまざまです。

いずれにせよ、エントリーシートを提出するということは正式な応募になりますから、これまでの自己分析や企業研究の成果を出したいところですね。

筆記試験

エントリーシート提出と同時か、書類選考を通ると、次は筆記試験です。

企業独自のテストを行うこともあれば、外部のWEBテストを利用する場合もあります。これも事前に情報収集しておきたいところです。

外部試験として良く利用されている「SPI試験」は参考書もあるので対策は可能です。

1次面接(個人、グループ)

面接は個人で行うところもあれば、グループのところもあります。これはさまざまなので、どちらでもいけるように対策しておきたいところです。

グループ面接の場合は他の人と発言がかぶったりしないよう、個性を発揮できるといいですね。

正式には6月スタートとされている面接ですが、個別説明会のあとすぐに実施しているところが多いです。

採用担当者と会食でも、なんていわれたら、実質的な面接だと思った方がいいでしょう。

最終面接

2〜3回の面接を経て、ようやく最終面接へ。管理職や経営者クラスとの面接になります。

ここを通過すれば内定が待っていますから、頑張りましょう。

これまで以上に自分の熱意をアピールしてください。

いよいよ内定!就職が決まってからの流れ

最終面接をクリアしたら、ほぼ決まりだと思っていいでしょう。ない手が出てからの流れについて説明します。

内々定

内々定は正式な内定ではないものの、何もなければ内定を出しますよという企業の意思表示なので、よほどのことがなければ無事に決まるでしょう。

ただし内定と違って法的な拘束力はないので、万が一取消になったとしても文句は言えません。

内定

内定は

  • メール
  • 書面
  • 電話

など通知の方法がさまざまですが、必ずしも受けなくてはいけないというものではありません。

いくつか内定をもらった場合や、もらったけれどもやはり入社は見送りたいと思う場合は早めに断りましょう。

内定に同意する場合は承諾書にサインして、労働契約が正式に結ばれたことになります。

こちらは法的な拘束力がありますので、一方的に破棄されるような心配はありません。

内定式

内定した学生を集めて内定式を行う企業が多いですね。

今後の研修の予定などを説明するとともに、同期となる人たちとの顔合わせの機会になります。

入社

晴れて正式な社員となって仕事が始まる日ですが、入社よりも前にインターンとして勤務できる会社もあります。

4月以降にスムーズに仕事を進めるためにも、もしそのような機会があるのなら、積極的に参加しておきたいですね。

内定が得られなかった場合はどうすればいいか

もしなかなか内定が出ないという場合は、エントリーから繰り返すことになります。

1回で希望する企業に決まる人の方が少ないですから、諦めないで行動しましょう。

自己分析など基本的な準備はしてあるので、後は企業に合わせて筆記試験や面接対策を練り直します。

最終的に自分が「ここでがんばりたい」と思える企業が見つかり、入社できれば就活は成功です。

1回で決まらなくても、焦らずにがんばってください。

就活が始まる前から将来について考えておくことが大事

就活の流れに乗ってしまうと、ついつい面接対策だとか企業研究だとか、「どうやったら内定をもらえるか」というところに意識が向いてしまいがちです。

もちろんそれも大事なのですが、これから長い社会人生活が始まるのです。

  • どうやって仕事をしていこうか
  • どんな仕事が向いているんだろう
  • どうやって生きていくのがいいんだろう

など、自分の今後の生き方について考えるいい機会です。

20年ちょっとの人生ではわからないことだらけですが、それでもこれまでの経験を活かして、自分が少しでも楽しんで生きていくためにはどんな仕事をするといいのか、就活が始まる前からじっくりと考えておきたいですね。

1〜2年生のうちに色々なアルバイトをしてみたり、サークル活動などを通して、色々な経験を積んでおくといいでしょう。

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