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就活ノートのススメ。実りある就活ライフにはノートが不可欠

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就職活動を有意義なものにする為に是非作っておきたいのが就活ノートです。
自分に合った会社を見つけ、社会人となった後で後悔しない為にも情報収集や分析は欠かせませんし、選考に向けての作戦を立てたり、それらを記録していくのはとても大切なこと。
それらを1冊のノートにまとめておいて可視化しておくと就活を進めていくのに非常に役に立ちます。いつでも見たいと思った情報を、ノートを開くだけでサッと確認出来る。慌てがちな局面においても、きっとあなたを助けてくれることでしょう。
実に8割の人が就活に臨むにあたり就活ノートを作っていると言われています。遅れを取らぬよう、早速ノート作りを始めましょう!絶対に役に立つ就活ノートの作り方についてご紹介します。

何故必要なのか?就活ノートってどんなもの?

就活ノートとは一言で言うと、「就活で得た情報などを整理してまとめたノート」です。これに自分が経験して感じたことや気付きなども書き留めておき、あらゆる就活に関する事を1冊に集約しておくことで、比較やこれまでの活動を振り返るのに役立ちます。
終わったことを片っ端から忘れていったのでは、実のある就職活動とは言えません。就活において大切なのは、済んだ事を振り返り検証すること。
これは失敗したな、という反省点などじっくり検証し、ではどうすべきだったのか、考えて次の選考の糧にしていくのです。
例えば、エントリーシートを記入する前にノートを見直したり、面接前に確認することで前回を振り返り、自分が伝えたいことを再度確認する。
これをやるのとやらないのでは大違いですし、この時に就活ノートがある事で更に大きな差がつくのです。

役に立つ情報って?就活ノートに書いておきたい事

実際に就活ノートには次のような事を書いていきます。

スケジュール
選考だけでなく説明会やセミナー、OB訪問などの予定、その他必要書類の提出期限など、就活に関する予定を全て書き出し、一目で分かるようにします。
就活中は多忙を極めます。大切な予定をうっかり忘れてしまわないように、スケジュール管理も就活ノートで行いましょう。
企業情報
応募する企業や気になっている企業の情報をまとめておきます。
勿論選考の際にも役に立ちますし、自分でその企業について分析したり、他の企業と比較する為にも企業に関する様々なことを一ヶ所にまとめて書き出しておくと大変便利です。
具体的には、

  • 社名
  • 業界・事業内容
  • 経営理念
  • 創業年・従業員数
  • 社長の名前・人物像
  • 説明会などで感じた雰囲気や印象

など、他にも有益だと思う事は何でも書き留めておくと良いでしょう。

就活記録
実際に行った活動について記録しておきます。説明会やセミナー、OB訪問などであれば、

  • 日時・場所
  • 担当者、講師、訪問先の相手の名前
  • 内容
  • 感想(次回質問したいと思った事などがあればそれも書いておく)

選考の場合は、

  • 日時
  • 面接官の名前(覚えていれば)
  • 質問されたこと
  • どのように答えたか
  • 雰囲気
  • 反省点
  • その他感じたこと

などを書くと良いでしょう。
訊かれたことについては企業側が知りたがっている事から、人材に対してどのような事を求めているのかを分析できます。
感じたことについては、率直に「嫌だな」と思ったことなども書いておきましょう。
自分がどういう事に嫌悪感を持ったのか後で客観的に見ることができ、今後の企業選びなどにも役立つでしょう。

自己分析
自分の長所、短所、考え方などを書き留めておきます。
選考において重要なのは自分をしっかりとPRすること。その為には自分がどういう人間なのか、他人に説明出来るようになるべく客観的に把握しておかなければいけません。
就活中に新たな自分の一面に気付くことも沢山あると思います。そういった事もどんどん書き足していきましょう。
気付いたことや思ったこと
  • 自分の内面について
  • 会社・社会に求めること
  • 何をしたいのか・どのような存在でありたいのか

…など、就活中は実にさまざまな事を考える機会でもあります。
「もっとこうするべきだった」「次はこうしてみよう」そんな風に思いついた事も含め、考えたことや心に浮かんだ事は忘れてしまう前に書いて残しておきましょう。
自分だけが見るものですので、ネガティブな気持ちなども綴ってOK。感情を整理し、コントロールする為に役立ちます。

インターンシップの記録
就労体験に参加した経験があれば、是非その時のことも細かく記録しておきましょう。
インターンシップは採用活動には該当しません。そのまま内定に直結する、等の優遇はありませんが、参加した事実やその際に得たものは就活でも何かと役に立つ筈です。
積極的に活用する為にも、経験がある場合は是非就活ノートに詳しく書いておきたいものです。

書きやすく、見やすいおすすめノートはこれ!!

就活ノートに求められる機能は、

  • コンパクト
  • 書き足ししやすい

この2点です。これを踏まえてもっとも適しているのは、ズバリ「A5サイズのルーズリーフ」。
ルーズリーフであればどんどん増えていく企業の情報や活動の記録などをカテゴリー別に追加していく事が可能。そして鞄の中でかさばらず、さっと取り出しやすい小さめのA5サイズが使い勝手が良いのです。
とは言えルーズリーフは背表紙部分が大きくかさばりがち。ですが最近はリング部分がコンパクトなスマートリングタイプのものもあります。折り返して使うことも出来る、ルーズリーフの短所をクリアした優れものです。
また、専用のノートが販売されていたり、ダウンロードできるテンプレートなどもありますので、うまく作れる自信が無いという方はこういったものを活用するのも良いでしょう。

見直すことを大前提に!就活ノート作り方のコツ

実際ノートに書き込んでいくにあたり、ポイントをいくつか押さえておきましょう。
まず書くときは消しゴムで消せるえんぴつかシャーペンを使いましょう。後で見直す時に見づらくならないように、書き損じなどは綺麗に消して書き直します。
ペンで線を引いて消したり、修正テープなどを使うとどうしても見苦しくなりますし、見苦しいと見る気も失せるもの。ですので不要な箇所は消しゴムでしっかり消しましょう。

見たいページをさっと探し出す為におすすめなのが、目次とインデックスを作ること。ノートの1ページ目に目次を入れて、インデックスシールで分類します。

企業情報は各企業単位で構成しましょう。その方が断然見やすいですし、選考の際にその部分だけ抜き取って持ち出す事も出来ます。
共通の項目を用意しておくと複数の企業を比較する際に分かりやすいですよ。また、提出したエントリーシートは縮小コピーをとり、各企業のページに貼り付けておくと良いでしょう。
説明会や選考の待ち時間など、ちょっとした事を書き留める為にノートとは別にメモ帳を持っておくのもおすすめです。メモした事を見ながら後でゆっくりノートをまとめると見やすいノートを作ることが出来ます。

ノートを活用すれば、あなたの就活がレベルアップします!

就活ノートの重要性や作り方について、ご理解頂けたでしょうか?
人の脳のキャパシティには限りがあります。考えを巡らせたり、臨機応変な判断をする為にもなるべく覚える事を減らして、脳に余裕を持たせておくことが大切。その為にも様々なことをどんどんノートに書き込んでいきましょう。
とは言え作ればOK!というものではなく、何よりも大切なのは、作ったノートを何度も見直すこと。必要な時だけではなく、暇があれば見直す習慣を是非つけて頂きたいと思います。
まとめて、反芻して、検証して、次の行動に繋げる。これを習慣にして、就活を是非実りあるものにして下さいね。

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