懸賞、ポイ活、節約生活をはじめるならチャンスイット

共働きが子供に与える影響は?共働きを続けるか悩んでいるママへ

更新

共働きだと子供に影響を与えるとよくいわれますが、本当なのでしょうか。本当だとしたら、どのような影響があるのか、出産しても仕事を続けたいと思っているママはとても気になると思います。
外で働いているということは必然的に子供と接する時間が減ることになりますから、子供に悪影響があるのでないかと悩んでいるママもいるのではないでしょうか。
これからも仕事を続けるべきかそれともやめた方がいいのか、共働きと子供との関係について考えてみたいと思います。
専業主婦の家庭よりも共働き家庭が増えている今、どのように子供と関わっていけばいいのでしょうか。

共働きが子供に与える影響は?悪影響を与える親の行動など

共働きだとどうしても子供と一緒にいる時間が少なくなりますが、それが子供にどのような影響を及ぼすのでしょか。

ママのイライラが子供に伝わる

働くママは仕事から帰って来ても休む暇もありません。家事をこなし、子供の面倒を見て、帰宅後に初めて座るのは「いただきます」をする時、なんてこともあるでしょう。
いくら大人でも、そんな忙しい日々を送っていたらやっぱり肉体的にも精神的にも疲れますよね。

疲れて気持ちがイライラしていると、それが子供に伝わってしまうことがありますし、何となく家の中の雰囲気がぎすぎすしてしまうかもしれません。

子供は大人よりもそういった空気感を感じやすいですから、それが子供の気持ちに影響を与えてしまう可能性はあります。
親がイライラしていることが子供に伝染して、子供もイライラしてしまうのです。

スキンシップの時間が減ってしまう

平日は、朝ごはんの時間と、夜帰宅してから子供が寝るまでの時間しか一緒に過ごすことが出来ません。
専業主婦の家庭と比べれば、物理的な時間が少ない。これは仕方のないことだと思います。

ですから、その短い時間の中でもどうふれあうかという工夫をしていかないと、スキンシップが足りなくて子供が寂しがってしまうかもしれません。

男の子でも女の子でも、小学校低学年くらいまでは毎日スキンシップが大事ですから、家事をこなすことも大事ですが、ふれあう時間を忘れないようにしたいものです。

子供の行動が把握できない

子供が学校から帰って来た時に家にいて迎えることが出来れば、おやつでも食べながら「今日は学校どうだった?給食美味しかった?」なんて何気ない話をしながら、子供の行動を把握することも出来るでしょう。
お友達と遊んだ話などもしてくれれば、どんな子とどんな遊びをしているのかということも把握できますね。
でも帰って来てから時間がないと、宿題をやらせるのが精一杯で、子供の話を聞く余裕もないかも知れません。

話す時間がないと、子供の友達の名前がわからない、普段何をして遊んでいるのかもわからない、という状態になってしまう可能性があります。

子供が寂しがる

小学3年生までは学童に入ることが出来るので、一人でいる時間は短いかもしれません。しかし高学年になると一人で家に帰って来て留守番をしないといけないこともありますね。

最初のうちは「宿題やりなさい!」といううるさいママがいなくて快適かもしれませんが、それが毎日続くとさすがに寂しくなってくるようです。

うちの子どもも、よく大したことのない用事で会社に電話をしてきました。夏はいいのですが、日が落ちるのが早い冬になると一人で家にいるのは寂しかったようです。
わかっていても帰れないので、親としても寂しかったし、申し訳なく思ったことを覚えています。

夜寝るのが遅くなる

仕事から帰って来るのが遅くなると、

  • 食事の支度
  • 食事をさせる
  • お風呂に入れる

というようなことをほんの2時間くらいでやらないといけないですよね。
例えば帰宅が夜7時なら2時間でもう9時です。6時に帰れたとしても、3時間しかありません。
8時に寝かせるなんて、到底無理ですね。
他にも、小学生なら宿題を見てあげないといけないですし、子供のことだけであっという間に時間が経ってしまいます。
そうすると、出来れば21時くらいに寝かせたいけれど、どうしても時間がずれ込んでしまって22時くらいになってしまうとか、よくありますよね。

子供はなるべくたくさん寝かせないと成長に関わりますから、早く寝かせたい。それは、働くママみんなが思っていることだと思いますが、なかなか難しいでしょう。

祖父母の甘やかしなど

近くに祖父母がいる場合は、仕事でどうしても遅くなってしまう時などに子供の面倒をお願いしている人もいるのではないでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんにとっては孫は目に入れても痛くない存在でしょう。それで、ついつい甘やかしてしまうということも考えられますね。
親がダメだと言っていることでも祖父母なら良しとしてしまうこともあるので、教育方針などはよく話をしておいた方が良さそうです。

共働きの悪影響を最小限に留めるにはどうすればいいか

たしかに時間はありません。しかし、これは親の意識の持ち方次第でクリアできる問題です。
大丈夫、働いているから子供に悪影響があるなんて思わないでください。

短い時間でもしっかり目を見て話す

帰って来たら急いでご飯を作らないといけませんが、その忙しい中でも子供の目を見て話をするようにしましょう。

適当に聞いていると子供も話す気がなくなってしまいますから、面倒だと思っても、忙しいから今はあっちに行ってて欲しいと思っても、子供が来て話をしだしたら、ちゃんと聞いてください。

うちの子は私が食事の支度をしている間、入れ替わり立ち替わりキッチンに来てあれこれ話していきます。
私はお湯をわかしながら、炒め物をしながら、その日にあったことを聞くようにしています。

大好きだよということを伝える

言葉でもいいし、ぎゅっと抱きしめるのでもいいです。子供には毎日「大好きだよ」ということを伝えてあげてください。
親に愛されていることがわかっていれば子供は強くなれるんです。

大好きなメニューを作ってあげる

ご飯は栄養のバランスがもちろん大事なんですけど、週に1度くらいは子供の好きなメニューでテーブルを埋め尽くしてもいいのではないでしょうか。
平日にそんな余裕はないと思うので、休日に一緒に買い物に行って、今日食べたいものを聞いて全部作ってあげるといいと思います。
我が家では今でもなるべく子供のリクエストに応えて食事を作るようにしています。
夕ご飯が満足だと、気分よく1日を終えることが出来るみたいです。

自分のストレスを解消する工夫を

働くママにはとにかく時間がありません。好きなことをして、たまには買い物をゆっくり楽しんだりしてストレス解消ができればいいですが、そんな時間はありませんよね。
ですから、日常生活の中で、ちょっとした時間でも楽しめることをたくさん見つけてください。
ご飯の後にちょっといいデザートを食べるとか、美味しいハーブティーを入れるとか、アロマバスを楽しむとか、平日でも何かしら楽しみを見つけられると思います。
子供にとってはママの笑顔が一番なのですから、ストレスを上手に解消してイライラしないようにしていきましょう。

共働き=子供が寂しいというのは間違い。親の接し方次第

子供を一人にしてかわいそうとか、母親は子供と一緒にいるべきだなんてことを言う人がいるかもしれません。
でも、かわいそうなのはそんな見方しか出来ないその人です。
また、子供が何か問題を起こしたら「親が働いているからだ」というようなことをいう人がいるかもしれませんが、共働きであることと、子供の問題行動には関係がありません。
一緒にいる時間で子供の育ち方が違うなら、専業主婦の家庭の子はみんないい子に育つはずですが、そんなことはありませんよね。
子供に何か問題があったら、片方の親が仕事を辞めて家にいれば解決することですか?違いますよね。
大事なのは親の接し方。そして、子供がそれをどう感じているかです。

両親が仲が良くて、家事も協力し合って、そして子供とのふれ合いも大事にしているなら、子供はきっと真っ直ぐいい子に育ちます。

子供の自立心が育つ

親がいない間は、自分で自分のことをやらないといけません。親が仕事で忙しいのですから、家事を分担するのも当たり前です。
何でも親がやってくれるわけではありませんから、子供は自然と自立していくようになります。
自分のことが自分で出来るって、結構素晴らしいことですよ。「すごいね、こんなことも自分で出来るんだね!」とほめてあげれば、さらに自信をつけるでしょう。

働く親の背中を見て育つ

共働き家庭で育った子供にとって「働くこと」は当たり前です。
働くことがとても身近に感じられるというのは、これから成長していく上でとてもプラスになることではないでしょうか。
働くということを通して子供に教えられることはたくさんあります。
生き甲斐、やりがい、人生の目標など親が持っている人生のビジョンをたくさん話してあげるといいと思います。
親が働いていることで、今後自分がどういう風に進んでいこうかということの参考にもなるでしょう。

デメリットは裏を返せばメリットに。マイナスに捉えないことも大事!

たしかに物理的に一緒にいる時間は短いかもしれません。
しかし、経済的な理由から働かざるを得ない場合もありますし、自分の生き甲斐のために仕事を続けたいと思うママもいるはずです。
働くということは生き方そのものであり、他人がどうこういう問題ではないですし、そんな声に惑わされてはいけませんよ。
一緒に過ごせる時間が短いなら短いなり、中身を濃くする工夫はいくらでも出来るはず。
親子の関係をよく出来るかどうかは一緒にいる時間の長さではありません。働いていることに誇りを持って、短い時間でもたくさん子供に愛情を注いであげてください。

この記事をシェア