つわりのピークは妊娠何週頃?症状や辛い時の対処法は?

女性にとって、新しい命を宿す妊娠は喜ばしいことですが、つわりは辛いもの。人によっては物が一切食べられなくなり、入院することもあるほどです。

仕事をしていると、体調が悪くても休めない時もあり、妊娠中は本当に大変です。しかし、つわりは子供が産まれるまでずっと続くわけではありません。そのことを知っているだけでも、辛い時期を乗り越える励みになるのではないでしょうか。

この記事ではつわりのピークの時期やその症状、対処方法などについて、ご紹介していきたいと思います。

つわりのピークの時期は、妊娠3ヶ月前後が一般的

つわりは確定診断が下りる妊娠5~6週頃から始まり、安定期を迎える12~16週頃にはおさまるのが一般的です。

ピークの時期は個人差がありますが、妊娠3ヶ月前後にあたる妊娠7週~11週頃に最も辛くなり、一定期間続く人が多いようです。

ただ、いったん落ち着いた後にぶり返す人もいれば、ほとんどつわりを経験することなく出産を迎える人もいて、その程度は千差万別です。

ピーク時のつわりの症状はどんなもの?

つわりの程度と同じく、症状もかなり個人差があります。吐きづわりでほとんど食べられなくなる人もいれば、食べづわりで空腹になると気分が悪くなる人も。

以下に主な症状をまとめましたので、参考にしてください。

  • 吐き気・嘔吐
  • 眠気
  • 全身倦怠感
  • 特定の匂いを受け付けない
  • 頭痛
  • 食欲不振
  • 疲れやすい
  • 偏食
つわりというと、吐き気や嘔吐を想像しがちですが、ほかにも頭痛や倦怠感となどの症状もあり、複数の症状が同時に現われる人もいます。

辛いつわりの症状、一体どのぐらい続くの?

つわりの期間がどのぐらい続くのかも、気になるところですよね。こちらも個人差が大きいのですが、4~8週程度続く人が多いよう。

しかし、中には12~14週と、安定期までほぼずっと辛い症状に悩まされる人もいます。

つわりは一定期間付き合わなければいけない症状で、薬も飲めませんので、辛いようなら無理をせず、できるだけ身体を休めるようにしましょう。

つわりがひどい時はどうする?覚えておきたい対処法

辛いつわりですが、一定期間続くため、その間ずっと仕事を休むわけにいきませんし、他に子供がいれば家事や育児もあります。薬が飲めないのも辛いですよね。

そんな時、何か対処法のようなものはあるのでしょうか。以下にまとめました。

辛い時は、何よりも無理をしない。短い時間でも休憩を

つわりで体調がすぐれない時に、何よりも大切なことは無理をしないことです。休めないからと無理をすると、早産などを招きやすく、長期入院になる場合もあります。

欠勤することはできなくても、辛い時は少し休ませてもらったり、休憩時間に横になれるようなら、短い時間でもしっかりと休んで、身体に負担がかかりすぎないようにしましょう。

家事や育児は周囲にもサポートしてもらおう!

他に子供がいる場合、つわりで辛いにもかかわらず、仕事に加え、家事や育児までこなさなければならないという人もいるでしょう。

しかし、無理は禁物です。普段家事育児はワンオペという人も、こんな時ぐらいは旦那さんの手を借りましょう。

今の家電は優秀なので、普段掃除や洗濯をしない人でも、簡単に使いこなすことができます。食事もその時ぐらいはお弁当やお惣菜を旦那さんに買ってきてもらってもいいですし、外で食べてきてもらってもいいですね。

また、旦那さんだけではなく、実家や義実家のサポートが受けられるのであれば、遠慮なく頼りましょう。もし両家とも遠方などで頼れない場合は、シッターや家事代行など、民間サービスを利用するという方法もあります。

吐きづわりの人は、しっかりと水分補給を!

吐き気や嘔吐の症状がひどい人は、脱水症状を起こしやすいので、こまめな水分補給を心がけてください。

経口補水液やスポーツドリンクなどが脱水症状予防には効果的ですが、飲むのも辛いのなら、水やスポーツドリンクを氷にし、舐めて水分を補給するようにしましょう。

食事は食べられるものを、食べられるだけでOK!

妊娠中は赤ちゃんに栄養を届けるためにも、しっかりバランスの取れた食事を心がけたいと思うものですが、つわりがひどい時に無理をして食べる必要はありません。食べられるものを、食べられる時に、食べられるだけで充分です。

一度にたくさん食べられないのなら、少量ずつこまめに食べても構いません。ヨーグルトやアイスクリーム、ゼリーや果物など、あっさりして喉ごしのよいものは、つわりの時でも比較的食べやすいでしょう。

身体の小さい赤ちゃんが必要とする栄養量はさほど多くはありません。偏った食事になったとしても、赤ちゃんはしっかり成長してくれるので大丈夫ですよ。

ミント系や酸味のある飴やガム、タブレットなどを持ち歩く

通勤や仕事中に気持ちが悪くなった時の対策として、妊婦さんがよく持ち歩いているのが、ガムや飴、タブレットなど。

味は清涼感のあるミント系や、レモンやオレンジ、梅味など酸味のあるものを携帯している人が多いよう。どちらもすっきり爽やかなので、眠気を醒ましたり、胃のムカムカを防いでくれる効果があるようです。

匂い対策には、マスクをかけるのが有効

妊娠中は匂いに敏感になることが多く、特に香水や食べ物の匂いを受け付けなくなる妊婦さんはたくさんいます。

通勤や仕事中など、周囲の匂いをコントロールできない環境にいる場合は、対策としてマスクをかける妊婦さんが多いようです。マスクは感染症予防にもなりますし、しておくに越したことはないかもしれません。

アロマオイルやハーブティーなどでリラックス

アロマオイルやハーブティーで心身をほぐし、リラックスするとつわりの症状が和らぐ場合もあります。

アロマオイルでおすすめの香りは、爽やかな香りのペパーミントや、グレープフルーツ、レモンなどの柑橘系。

ハーブティーではローズヒップやハイビスカスなど、酸味のあるものが、胃のムカムカに効果的なようです。

締め付けがきつい下着は着ないようにする

つわりの時に締め付けがきつい下着を着ていると、よけいに気分が悪くなりやすいもの。

妊娠中はお腹を冷やさず、締め付けもゆるいゆったりとした下着がおすすめ。お腹が出てきたら、早めに妊婦用下着に切り替えてもいいでしょう。

自分なりの気分転換法でリフレッシュしよう!

つわりの症状が辛いからといって、ずっとそのことばかり考えていると、かえって心身ともにしんどくなる場合もあります。

音楽を聴く、映画を観る、買い物をする、友人とおしゃべりするなど、自分なりの気分転換法を見付けておくことは大切です。好きなことに夢中になっているうちに、つわりのことを忘れていた、なんて話もよく聞きます。

もちろん、仕事が好きな人は仕事に夢中になっても構いません。

働く妊婦に役立つ「母性健康管理指導事項連絡カード」とは?

つわりがひどくて仕事をしばらく休んだり、満員電車を避けるために出勤時間をずらしたくても、なかなか言い出しにくい職場もありますよね。そんな働く妊婦さんに知っておいてもらいたいのが、「母性健康管理指導事項連絡カード」です。

これは、妊婦の状況や指導内容を医師に記入してもらうカードで、診断書と同じ効力を持ちます。提出された勤務先は、必ず指示内容に応じた措置を講じなければなりません。

「母性健康管理指導事項連絡カード」は、厚生労働省のホームページや、厚生省の委託により運営されている「母子健康管理サイト」から、手軽にダウンロードできます。

つわりがひどく、今まで通りの勤務が難しいと感じる場合、医師と相談してぜひこのツールを役立ててください。

こんな症状があったら、無理せず病院を受診しよう!

つわりの症状は辛く、治療法もないのでおさまるまでは耐えるしかありませんが、あまりひどいと入院など、病院で処置が必要な場合もあります。

  • 朝から晩まで吐いている
  • 水分を受け付けない、口が乾く
  • おしっこがほとんど出ない
  • 体重が急激に減った
  • ふらふらする
以上のような症状があった場合は、我慢せずすぐに産婦人科に相談しましょう。

赤ちゃんのためにも、妊娠中は無理せずゆったり過ごそう!

いかがでしたか?つわりのピークの時、皆さん色々な対策を講じているようですが、一番大切なのは無理をしないこと。

つわりはもしかしたら、お母さんが無理をしないための、身体からのサインなのかもしれません。辛い時期は一時的なもので、多くの人は安定期になると落ち着きます。

お腹の赤ちゃんのためにも、辛い時には頑張りすぎず、休める時にはしっかり休んで、ゆったりとした時間を過ごすようにしてくださいね。
この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る