自分のタイピングが周りよりなんとなく遅い。タイピングが早い人を見るとなんだか劣等感を覚える。そういったことはありませんか?タイピングが遅いなら改善の余地はあります
この記事では、タイピングが遅くなってしまう打ち方4パターンと、タイピングが早くなる為の改善法4つをご紹介。毎日キーボードにさわって練習する以外にも、早くなるための大切な心構えや覚えておきたいことなども紹介していきます。
タイピングが早いのに憧れるけど、どうしたら早くなるのか知りたいという方はもちろん、いつかブラインドタッチで作業したいという方にオススメ。また、ブラインドタッチがそれなりにできているけど、打つのが遅いと感じる方にも読んでいただきたい記事です。
Contents
やっていませんか?タイピングが遅くなってしまう打ち方
タイピングが遅くなってしまう打ち方にはいったいどんな原因があるでしょうか。手元を見ず、ブラインドタッチができている方でも、遅い打ち方になっているという場合もあるので確認してみましょう。
- 毎回手元を見ながら打っている
- 文字を打つたびに、手元と画面を行き来していては一向にタイピングは早くなりません。それだけでなく、目線が上下に動くため、目の疲労感も強く出てしまいます。見えないのは不安になりますが、キーボードの配置を覚えることで見ないで打つことも練習になります。
- 練習が単語ばかりで、文章に慣れていない
- タイピングを早くさせようにも、たとえば自分の名前をひたすら打っていたり、「あいうえお」をひたすら打っていたりなどを続けていると、長い文章を打つのに慣れないかもしれません。
- 文章を打つ時によくEnterキーを押す
- 文字変換を決定するためにEnterキーを多用していませんか?たとえば、「今日は雨が降ったけど、すぐに止んだ。」という文章を打ち込むとき「今日 は 雨 が 降った けど 、 すぐ に 止んだ 。」というように細かく文字変換をしていると遅くなってしまいます。
- 打ち間違いが多いのでよく直す
- 打つのは早いけれど、それに合わせて打ち間違いが多い。という場合も、正確に打つ人よりも作業量が多くなり結果的に遅くなっているかもしれません。頭に浮かんだ文字を打ちたいのに、間違うことが多いためイライラしてしまいます。
今日から始める!タイピングの早さが改善する打ち方
ではさっそく、タイピングが早くなる打ち方を4つご紹介していきます。
毎日キーボードにさわるようにする
タイピングが早くなるためにしたいことは、毎日キーボードにさわるようにすることが第一。パソコンを毎日起動していても、キーボードをあまり使わない状態ならさわるように心掛けましょう。
ネット上にはタイピングが練習できるサイトが複数あります。ゲーム感覚で遊べるものから、キーボードの位置を指にたたき込むような練習もあり、自分の好みやタイピング技能に合わせて練習が可能です。
また、画面にキーボードや指の位置を表示していたり、間違えると音が鳴るようなものもあり、ブラインドタッチをしようとしている人にも優しい練習もあります。
ホームポジションを意識してから打つ
ホームポジションとは、キーボードで文字を打つための基本位置のこと。どの指がどのキーを叩くのかを覚えておくのも早くなるコツです。分からない状態であると、キーボードの配列を覚えることができません。
なお、指の位置を目で確認しなくても「F」「J」のところにある出っ張りが、ひと指し指を置く目印になります。両方の親指はスペースキーを常に置くようにするだけも、文字の変換が早くなります。
早さよりも正確さを重視する
手元を見ずに高速でタイピングしている姿はカッコイイですが、間違いだらけではとてもかっこ悪いですよね。ゆっくりでもいいので、まずは正確に文字を打ちましょう。
「この指はこのキーを打つ」と考えながら打ってみてください。キーの配置を覚えて慣れてくると、だんだんと早くなってきます。
姿勢を良くしてから文字を打つ
姿勢はタイピングの早さに関係ないと思いがちですが、これは素早く打っていても疲れにくいようにするためです。
- ディスプレイと目の距離は40cm以上離れる
- 視線の高さはディスプレイよりも高く
- ヒジは90度に曲げる
- 足は床につくようにする
- 前傾姿勢にならないように背筋を伸ばす
この5つを守っていくと、長時間の作業も疲れにくくなりますよ。
始めは遅くても焦らない、継続は力なり
ここまでタイピングが遅い打ち方とその改善方法をご紹介してきましたが、参考になりましたか?キーボードにさわる時間が長いほど、タイピングは早くなり正確にもなります。
改善を急ごうとしても、急に早くなることはありません。何よりも練習を続けることが大切ですよ。