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あなたは大丈夫?占い依存症チェック。なりやすい人や脱却する方法も

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星座占いに血液型占い、動物占い、手相鑑定…。
私たちの周りにはたくさんの占いであふれています。毎日ニュースでチェックしている人も多いのではないでしょうか。
そんな中、占いに凝り過ぎて、「占い依存症」になってしまう人がいます。
占い依存症は他の依存症と同じく、自分で抜け出すのも大変で、なかには生活が立ち行かなくなるほど、深刻な依存症です。
多少ハマッているだけならまだしも、依存症になるまで深みにはまってしまうと、人生を壊しかねません。
今回は、占い依存症とはどんなものなのか、抜け出す方法までご紹介します。

占い依存症って、具体的にはどんなもの?

では具体的に、占い依存症とはどんなものなのでしょうか。
簡単に言うと、「占いに頼らなければ不安な状態になってしまうこと」です。
確かに普通の人も、その日の運勢占いをニュースでみて「今日は正座占い12位だった…悪いことが起きるかも…」なんてネガティブな思考になってしまう人もいますよね。
占い依存症の人は、さらにここからエスカレートしていきます。
例えば

  • 今日の運勢は悪かったから、どうやったら良くなるのか占いで見てほしい
  • 占いの結果に納得できず、色んな占いを見て回り納得できる答えを探す
  • 悪いことを払しょくするラッキーグッズやラッキーカラーをわざわざ購入しても全身揃える …など

こんな風に、占いに過剰に反応するようになります。大雑把にいえば、「占いに人生を賭けてしまう」んですね。

占い依存症かどうか?を診断。自己チェックしよう

簡単に、占い依存症かどうかを自己チェックしてみましょう。以下の事項に、当てはまるものはあるでしょうか。

  1. 有料の占いに頻繁に占ってもらっている
  2. 同じ内容の占いを何人にも見てもらっている
  3. 悪い結果を伝えられたときに占い師に憎悪を抱く
  4. 占いをするだけで思い通りの未来を掴めると思っている
  5. 占いをやめようと思ってもやめられない
  6. 占いをしたあと不安になったり罪悪感に駆られる

いかがでしたか。
実はこれ、ひとつでも当てはまれば「占い依存症」です。占いの結果によって身を亡ぼす前に、対策が必要です。
診断には挙げませんでしたが、「占いにはまっていることを他人に言えない」人も当てはまる可能性があります。
なんとなく人に言えない、と心にブレーキをかけるのは、過度に占いに頼っている可能性があるからです。

占い依存症になることによっておこる事

では、占い依存症になるとどんなことが起きてしまうのでしょうか。占い依存症になった人たちの意見から、実際に起きてしまった出来事をまとめてみました。

周囲からの孤立

占いに頼った生活をすると、自然と周囲の人間からは離れていってしまいます。
誰のことも頼らず、占いにのみ頼るようになるんです。
こうなってきてしまうと、逆に周囲の人の話もうまく聞けなくなってしまいます。最終的に「占ってみるといいよ」なんてアドバイスをしかねません。
相談者にとっては、あなた本人の話が聞きたかったのに、さらに第三者にゆだねるという選択をするなんて…。と気持ちが離れてしまうんです。
占い依存症の怖いところは、周囲の人間が離れてしまっても、それになかなか気づけないことです。
むしろ、気づいたとしてもそれも占いで解決しようとする、という悪循環に陥ってしまいます。

借金を抱えてしまう

色んな占いがありますが、占い依存症の多くが、直接占い師さんに見てもらうものにハマッた人です。
例えば

  • 手相占い
  • 電話占い

などがそうです。
何でも占いに頼ってしまう人は、占いにかかるお金に糸目をつけなくなります。
納得するまで何回でも占ってもらったり、同じ質問を色んな易者さんに占いをしてもらったり、決断をしなければいけないときには全て占い頼みになってしまったり…。
テレビの運勢占いなら無料でできますが、人間に見てもらおうとするとどうしてもお金がかかります。安くて数千円、有名な占い師なら数万~数十万かかるという人もいるほどです。
これを欲望のままに占いをしてもらっていたら、お金はいくらあってもたりませんよね。
そしてお金が無くなっても占いがやめられなくなり、借金をするようになってしまうんです。

一度借金をしてしまうともう歯止めはききません。誰かの力を借りるまでは借金し続けることになってしまいます。

占いをやめられても、ふとした瞬間に繰り返されてしまう

「占い依存症」だと自覚して、なんとか脱出できた人。残念ながら、これも油断はできません。
なぜなら、占い依存症はふとしたことをきっかけにまた舞い戻ってきてしまうからです。

これは、アルコール依存症や薬物依存症でも同様です。

占いは、日常の様々なところで目にしますよね。いくら占い依存から脱却できたとしても、目に入ってしまえば「占いで結果を得られたときの安堵感」を強く感じたくなってしまうんです。
一度占い依存症になってしまった人は、残りの人生をそういった感情・欲望と戦って過ごすことになります。いつでもまた占い依存症が舞い戻る可能性があるからです。

占い依存症になりやすい人

占い依存症になりやすいのは、どんな人なのでしょうか。占いに頼りやすい人の傾向を見てみましょう。
「自分に当てはまるものが多いな」と感じた方は、なるべく占いから遠ざかる、もしくはのめりこみ過ぎないように念頭に置くことが大切です。

自分の意見がない人

自分の意見がない人というのは、自分に自信がない人が多いですよね。
他の人の意見を優先してしまったり、流されてしまったり。自分の意見を出さないということは、一見損をしてしまうように思えますが、実は周囲が思っている以上に「楽な選択」をしているんです。
自分の頭で考えないようになると、他の人の意見を常に聞きたくなります。
そういった人が占いで結果を得られると、どんどんエスカレートしてしまうんですね。

悩み事があると他のことが手につかなくなる人

よく言えば一途とも言えますが、一度何かを考えはじめるとそれしか考えられなくなる人がいます。
これは、角度を変えると「思い込みやすい」ということにもつながります。
人生にはたくさんの出来事があり、人が常に考えなければならないことは一つではありません。
他に何も手につかなくなるぐらい、自分にとって重要な問題があっても、色んなもの・コトに目を向けるべきなんです。
また、物事は行動を起こして解決することもあれば、時間が解決することもあります。「解決しなければ前に進めない」と思っている人は、自分の中だけで考えを巡らせてしまうため、思い込みが強くなります。
偶然でも、一度悩みが占いで解決してしまうと、思い込みが強い人は占い以外信じられなくなってしまいます。

お金がある人

何も大金持ちのセレブが占いにハマりやすいと言っているわけではなく、預貯金がある人のことです。
この預貯金は、自分の心に余裕を持たせてくれますよね。何かあっても解決できる力があるということですから。
ですが、占いにそれを投じてしまうようになると、一気に切り崩していってしまうんです。
最初は「自分の貯金の中で楽しんでいるんだから」と思っていても、いざその貯金がなくなってしまうと、占いをしたくなったときに借金をしてまでお金を作ってしまう状態になりかねません。
心の余裕が、あなたのつけ入るスキにならないように注意が必要です。

霊的なものを信じている人

占いはタロット占いなど、直感的に答えを得るものもあります。こういった占いは、霊的なものを信じている人、スピリチュアルな人がハマりやすくなります。
占い師が自分の心境を言い当てられるのは、本当に「見えている」人だからだ、と思い込んでしまい、ハマる人がいるからです。
もちろん全員が悪人ではありませんが、占い師にとってこういう人は絶好のカモです。その点を忘れないようにしましょう。

周囲に頼られる人

意外かもしれませんが、周囲から頼られる、いわゆる「姉御肌タイプ」の人も要注意です。
周囲から頼られる人は、自己解決能力が高い人が多いですよね。だからこそ周りの人が頼りたくなるんです。
ですが、自分では解決できない問題がでてきたらどうでしょうか。
本来なら、誰かほかの人に相談したりすればいいのですが、普段から頼られる側にいる姉御肌の人は上手に相談ができません。
相談しても、「●●ならなんとか解決できるから大丈夫」なんて無責任な答えが返ってくるかもしれません。
そうしたときに占いに頼ってしまうと、「自分の心のうちを明かせるのは占いだけだ」と考えてしまい、占い依存症への負のスパイラルに一歩踏み出してしまうんです。

真面目な人

真面目な人も要注意です。
占いの結果を真摯に受け止めて実行したとします。もし良い結果になったとしたら、真面目な人は「占いのおかげで」うまくいったのだと勘違いしてしまいます。
真面目でコツコツ地道にやっていこうとする人ほど、この落とし穴にはまりやすいんです。
一度思いつめると解決しようと取り組みますから、真面目な人が占いに頼りだすと、どんどんとハマッてあっという間に占い依存症になる可能性があります。
自分の手で解決するのが難しいものほど占いに頼りたくなるので、占いをするなら楽しめる、軽い相談程度に留めましょう。

占い依存症から脱却するには

ではすでに、診断で「占い依存症の可能性がある」と出てしまった人のために、占い依存症から脱却する方法をご紹介しましょう。

キッパリ、やめる!

まずは「やめる」と決めることが大切です。もちろんやめられないから占い依存症なんですが、何事もやめるための工夫をしないことには始まりません。
やめようと決めたら、占いをするための手段を絶ちます。
例えば、

  • 財布に必要最低限の現金だけ入れるようにし、占いできないようにする
  • 帰りがけに占ってもらっているなら、通勤コースを変える
  • 電話占いにハマッているなら、電話番号を消す

といった風に、小さなことでも、考えられる占いの道への障害を作っておきましょう。
少しでも占いをやるまでの時間がのびれば、冷静になる時間が生まれ、思いとどまる機会も増えるはずです。
どうしてもやめられない人は、まず占いの頻度を落とすことから始めてみてください。時間や回数を徐々に制限していくことも占い依存症脱却への道です。

自分を幸せにするのは自分だと理解する

占いに頼ってしまう人は、最善の答えを人に導いてもらいたいという気持ちでいっぱいになってしまいます。
ですが、どのような答えであっても、あなた自身が行動を起こさなければ変わりません。
例えば「片思いの相手からどう思われているか」「転職するべきか否か」などは、あなたの行動の結果次第でどうとでも変わります。
迷ってしまった時こそ自分で納得するまで考え、行動するべきなんです。
自分の幸せは、人に導いてもらうことではつかみとれません。自分を幸せにするのは自分だけです。

他の楽しみを見つける

占いに夢中になっている間は、他の楽しみがないのかもしれません。
新しいことや最近やらなくなってしまった趣味など、占い以外のことに触れる機会を多く作りましょう。
占いを少しでも忘れられる時間を作ることがポイントです。悩み事も一旦脇に置いておいて、趣味に没頭してみてください。
自信がない人ほど占いに頼りやすくなりますが、何か一つでも「得意な事」が増えると自分に自信を持てるようにもなります。
何よりも、楽しいと思える時間を増やすことで、心に余裕が生まれますよ。

日常生活を整える

占い依存症になってしまっている人は、生活が乱れている場合がほとんどです。
ここで一度、リセットした気持ちで日常生活を整えてみましょう。
まずは部屋の掃除。一日三食、バランス良くしっかりと摂る。シャワーではなく湯船に浸かる。ストレッチでもいいので、軽い運動をする。睡眠を7時間以上、たっぷりとる。
職場では滞っている仕事や後回しにしていた仕事を最優先にして、できるだけ残業をしない。
なるべく心身ともに健康的な生活を送ります。続けられれば長い方がいいですが、まずは1週間を目指しましょう。
生活が整うと心を落ち着けることができます。自分の心と向き合う時間ができれば、「思っていたほど占いは必要ない」ということに気づけるきっかけになります。

プロの手を借りよう。医療機関に相談する

自分ではどうにもならない、でも周囲の人に相談するのも恥ずかしい…。
そんな人は思い切って、専門家に相談しましょう。大きく分けて2つの方法があります。
心理カウンセラーに相談する
認知行動療法をしている精神科を受診する
どちらにしても、依存症専門のカウンセリングができるところを探してみましょう。インターネットからの検索で見つけることができます。
自分だけでは克服できない占い依存症も、プロの手を借りればその人に合った方法で段階的に克服の手助けをしてくれるため、効果的です。

初めて医療機関に行くときには少し勇気がいりますが、どの方法よりも早く占い依存症から脱却することができますよ。

占い依存症にならない、たったひとつのコツとは

占いは種類も多く、私たちの生活に身近な存在のため、毎日触れられることのできるエンターテイメントです。
そして、運勢を占ったり、性格占いをして「当たってる!」と盛り上がったりできるのが一番楽しめている状況です。
身近なものほど依存してしまうと抜け出すのが難しく、大変なのは想像に難くありませんよね。
占い依存症も例にもれず、一度なってしまうと抜け出すのは苦労するのは必至です。占いの神秘的な力に頼り過ぎず、純粋に楽しめるように適度に距離をとることを忘れずに。
自分の未来を切り開くのは自分だということを忘れないようにすれば、占い依存症を跳ね返すことができるはずですよ。

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