ワーカホリックは体調不良を引き起こす!診断方法と対策

以前は仕事人間というと主に男性に対する言葉でしたが、現在ではワーカホリックと言われる女性も増えてきています。

仕事中毒、病気、などとも言われるワーカホリックは、悪いこととは言い切れませんが、放置しておくと体だけではなく、心の病気にもなってしまいます。

ワーカホリックについておおよその意味は分かるという人もいると思いますが、もっと詳しく知っておく必要があります。自分は違うと思っていても、もしかしたらワーカホリックになりかかっているかもしれません。特に仕事に励んでいる人は要注意です。

ワーカホリックの特徴やなりやすい人、また対策について紹介しましょう。


仕事中毒と言われるワーカホリック。特徴と症状について

仕事中毒と言われるワーカホリックは、仕事ばかりしている人のことです。アルコール中毒から生まれた造語ですが、仕事がやめられない、楽しくて寝食を忘れてしまほど仕事に熱中していることをさします。詳しい特徴や症状についてみていきましょう。

休日も仕事をしている?ワーカホリックの特徴

ワーカホリックとは、仕事のとりこになっている人のことですが、具体的な特徴について説明しましょう。

定時や休日に関係なく仕事をする
通常、会社には始業時間や終業時間があり、その時間になれば仕事をやめて帰宅することも多いものです。中には残業をする場合も少なくありませんが、ワーカホリックの場合は、定時や勤務時間は関係ありません。

時間ではなく仕事が終わるかどうか、タイミングによって仕事を終わりにします。残業はもちろん、仕事が終わらなければ休日も返上して仕事をします。

近年では休日をしっかり取って、プライベートも充実させることが好ましい、といった風潮になっていますが、ワーカホリックには関係ありません。プライベートにおいても仕事を優先する傾向にあります。

友だちや恋人が離れていく
プライベートを大切にしないため、友だちが減っていきます。友だちから食事や遊びに誘われても、仕事を理由に断ってしまうためです。趣味は仕事なので、趣味もないという人が多いです。

また、友だちどころか、家族との時間も仕事にあててしまうことが多く、家族からは不平・不満が出るケースが多いです。

当然、恋人ができてもデートをする時間が少ないため、長続きしないことが多いです。仕事を優先してしまうため、恋人との時間が減ってしまいます。自由に会えないため、寂しい思いをさせていることで、ケンカになることも。我慢できない恋人は去っていきます。

睡眠時間が少ない
ワーカホリックの人は、睡眠時間を削ってでも仕事をしたい、と思っています。寝ている時間がもったいないと思ってしまうのです。残業はもちろん、家に仕事を持ち帰り、日付が変わるまで仕事をする傾向にあります。
健康面に気を遣わない
仕事に没頭するあまり、食事を抜いてしまうことがよくあります。栄養バランスの取れた食事など頭になく、お腹が満たされればそれでいい、というスタンスです。また、長時間パソコンを使っていても、休憩を取りません。

眼が疲れていても目薬を使うこともしませんし、体が凝り固まっていてもほぐすことをしません。健康のためにジムに行くこともしません。

一人で大量の仕事を抱えている
社内においても他の人よりたくさんの仕事を抱えているのも、ワーカホリックの特徴です。仕事が好きということもあり、たくさんの仕事をしたがるというほか、他の人から頼まれると断れないことも、仕事が増える理由です。
スマホやパソコンが手離せない
仕事量に比例して、仕事関係の連絡が多いためスマホやパソコンのメールなどを頻繁にチェックする必要があります。そのため、スマホやパソコンを手離すことができません。また、仕事に役立つアイテムやツールなどを積極的に使うことが多いです。

自分はワーカホリック?自己診断チェック

自分では気づいていないだけで、実際はワーカホリックなのかもしれません。特徴や症状を挙げてみますので、自己診断チェックをしてみましょう。

  • 定時で帰る日はほとんどない
  • 休日に仕事をすることが苦痛ではない
  • 朝は早く会社に行って仕事をしている
  • 他の人よりも仕事量が多い
  • 仕事を頼まれると断れない
  • 休日でも仕事のことが頭から離れない
  • スマホやパソコンのメールをかなり頻繁にチェックしている
  • 仕事が好き
  • 早い時間に家に帰っても何をしていいか分からず結局仕事をしてしまう
  • 友だちからの連絡が途絶えた
  • 家族から「また仕事?」とあきれられている
  • 恋人ができない、または長続きしない
  • 仕事をしていないと不安になる
  • 食事をするのを忘れて仕事をしていることが多い
  • 自分の体の健康について考えたことがない
  • 仕事のせいでプライベートがなくても苦にならない
  • 仕事を他人に任せることができない
以上の項目にチェックが多いほど、ワーカホリックの可能性が高いです。特に、仕事のせいでプライベートを犠牲にしている、もしくは犠牲にしてもよし、としている人は危険です。

なぜワーカホリックになる?性格や仕事が関係する

仕事を始めたばかりの頃は、そこまで仕事に没頭していなかったという人もいます。ワーカホリックになってしまう原因について説明しましょう。

自分次第で結果が異なる職業は危険?働く環境が原因

ワーカホリックになる原因の一つは、職場環境にあります。人材不足で一人で抱える仕事量が多いと、どうしても仕事に追われることになります。残業や休日出勤も増え、仕事をすることになります。

中でも終わりのない仕事に携わっている場合、自分次第で仕事をする時間が増えていく職業もあります。クリエイティブな仕事は、いいものを制作するために資料を集めたり、研究したり、自分の納得できるものを作るためには時間が関係なくなります。

営業職など、自分の働き次第で給料が上がったりすると、できるだけ多くのお客様を獲得するため、休みや終業時間に関係なく仕事をすることになります。

職種に関係なく、自分で作り上げていく仕事や自分の裁量で成果を挙げる仕事に携わっている場合、ワーカホリックになりやすいと言えるでしょう。

性格によってもワーカホリックになりやすい

職種に関係なく、ワーカホリックになりやすい性格もあるとされています。どのような性格が危険かというと、

  • 負けず嫌い
  • 好奇心が旺盛
  • 結果を重要視する
  • 完璧主義
  • 真面目
  • プライドが高い

といった性格です。

仕事に対して、もっとできるはず、もっといい結果を出したいと頑張りすぎてしまう人は、ワーカホリックになりやすいでしょう。

ワーカホリックはいけないこと?デメリットと対策

仕事を一生懸命やり結果を出すことは企業にとってありがたいことです。しかし、度を超すとさまざまなデメリットも出てきます。

ワーカホリックが危険なのは健康被害が大きいから

ワーカホリックが危険視されているのは、一つに健康に悪影響があるからです。食事もしっかり摂らない、睡眠時間も少ないといった生活を続けていけば、病気にならない方がおかしいでしょう。

食事をしなければ栄養失調になり免疫力が低下して、あらゆる病気になります。疲労が重なれば、ウツなどの精神障害のリスクもあります。ワーカホリックになると、

  • 頭痛
  • 眼精疲労
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 吐き気

などは日常的に引き起こしていることも多いでしょう。ストレスを溜めてしまうことで、自律神経失調症などになる可能性もあり、女性の場合生理不順などを起こしてしまいます。睡眠不足や疲労は心臓発作などの原因になることもあるのです。

ワーカホリックは過労死などのリスクもあり、非常に危険な健康状態になると言っても過言ではありません。

ワーカホリックを放置しない。しっかり対策を

ワーカホリックは自覚症状がないことも多く、気が付いたときには体が病に侵されている、ということもあります。そうなる前に、ワーカホリック対策をしましょう。

仕事以外に興味を持つ
ワーカホリックは、仕事が楽しい、好き、という人が多いのですが、仕事以外にも楽しくて、やりがいのあることはたくさんあるはずです。仕事ばかりしているため、それを見つけることができないだけです。

仕事から離れ、興味を持てるものを見つけることです。家族や友だちと話をしたり、本や雑誌を見てみたり、いつもとは違ったことをしてみることが必要です。

健康診断を受ける
ワーカホリックになっていると、体は健康とは言えないことが多いです。健康診断を受け、体がどのような状態にあるか、医師に診てもらうことが大事です。そのまま仕事を続けていくと体がどうなるのか、どのような病気になるのかを自覚しましょう。
休日は仕事をしない
精神的にも身体的にも休息が必要です。少しずつでも仕事から離れる時間を作ることが大切。まずは休日に仕事をしないことから始めることです。

まずはワーカホリック診断を。自覚することが大事

ワーカホリックになっていても、自分では自覚していないことが多いです。仕事をすることが当然のことで、少しくらいの残業もあれば時には休日に仕事をするのは普通、くらいに思っているでしょう。

しかし、よく確認してみると、残業は毎日で、早く帰っていても家で仕事をしていることも。休みの日も、パソコンで調べものをしていたり、資料を探してしたり、仕事をしていることが多いのです。

もちろん、仕事に夢中になるのは悪いことではありません。会社の期待に応えることも素晴らしいことです。ただし、それができるのは健康であればこそ。無理を続けていれば、いつか必ず病気になってしまいます。

まずは、自分がどの程度仕事にのめり込んでいるか、診断し認識をしましょう。そのうえで、体と相談しながら仕事と上手に付き合っていくことが大事です。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る