人の役に立つ仕事がしたい!どんな仕事が人に貢献できるのか

自分が好きなことを仕事にしたいと思う人がいる一方で、人のためになる仕事、人の役に立つ仕事がしたい!と思っている人も多いと思います。

では、具体的にどのような仕事が人の役に立つ仕事なのでしょうか。

今回は、世のため人のために働きたいと思っている人のために、様々なジャンルの人の役に立つ仕事をピックアプしてみました。

資格が必要な仕事もありますが、今後長く続けてキャリアを形成していきたいという人は、どの仕事に取り組んでみようか、じっくり考えてみてください。


世のため、人のため。人の役に立つ仕事16選

人のためになる、役立つ仕事はたくさんあります。

自分がやりがいを感じるだけでなく、直接的に「誰かの役に立っている」と感じることの出来る仕事を集めてみました。

1.医師、看護師

医療関係の仕事は人の命に関わる仕事なので、人の役に立っているという点では一番やりがいを感じやすいのではないでしょうか。

決して簡単な仕事ではないですし、日々緊張の中で仕事をしていくのは大変だと思いますが、その分誰かの命を救うことができたと思う充実感は計り知れないでしょう。

今後は高齢化に伴い、ますます医療の分野は人が必要とされています。

医師は勉強や研修の期間が長く、年齢が高くなってからなるのは大変ですが、看護師は社会人を経験してからなる人も多いです。

看護師は看護大学か看護の専門学校に4年間通い、国家試験を受けることで資格を取得できます。

2.助産師

子供が少なくなってきているとはいえ、出産がなくなることはありませんね。助産師は出産をサポートする大事な仕事です。

しかも、産科医と違い、助産師は女性しかなることができない仕事なのです。

最近では大きな病院ではなく、助産院での自然な分娩を望むママも増えてきていますから、今後ますます必要とされる仕事ではないでしょうか。

また、助産師は出産をサポートするだけでなく、妊婦の健康指導や出産後の女性への健康のアドバイスなど、その仕事は多岐に渡ります。

出産を経験している女性ほど、その経験を活かしてこれからママになる人の支えになれるのではないかと思います。

助産師になるには看護師の資格が必須です。

まずは看護師の資格を取り、その後助産師を養成する期間で学んで国家試験を受けることで資格を取得できます。

3.介護福祉士、社会福祉士

福祉関係の仕事はこれからも需要があり、なおかつ直接的に人のためになる仕事です。

自分一人では生活もままならない人のために直接サポートをする仕事ですから、体力、気力、ともに必要ですね。

介護福祉士と社会福祉士は同じ国家資格ですが、介護福祉士は介護の現場で、社会福祉士は福祉の現場でそれぞれサービスを提供し、支援を必要としている人たちの支えとなる仕事です。

どちらの資格も国家試験を受けるためには専門学校や養成施設、大学へ通う必要があります。

介護福祉士については、今現在は介護施設などに就職をして実務経験を3年以上積んだ上で研修を受ければ受験資格が得られますが、平成33年(2021年)からは養成施設に通う必要が出てきます。

介護や福祉はきっちりと線引きできない分野もあるので、どちらの資格も取得しておくと将来的に活躍の場が広がるかもしれません。

社会福祉士については、認定社会福祉士資格を取れば将来的に相談援助事業所を独立開業することも出来ます。

4.生活相談員、社会福祉主事などのソーシャルワーカー

ソーシャルワーカーとは、そのような名前の資格があるわけではありません。

福祉や介護などサポートを必要としている人たちの相談にのり、適したサービスをアドバイスしたり、関係者と密に連絡をとって仲介をする仕事です。

例えば生活相談員は福祉施設の窓口などで相談に乗っていますし、病院で患者さんをサポートする仕事は医療ソーシャルワーカーと呼ばれます。

どこでどのような仕事をするかによって呼び名が変わるのです。

上記で説明した社会福祉士などもソーシャルワーカーの1つではありますが、国家資格なので取得には時間がかかります。

社会福祉主事は指定の養成機関を卒業していなくても、都道府県の講習会などに参加することで資格を取得できます。

また、生活相談員は職種の名前であり、

  • 社会福祉主事
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉士

のいずれかの資格を持っている必要があります。

ただし、都道府県によって資格要件が違うことがあるので、働きたいと思う自治体の要件を確認することが必要です。

5.公務員

公務員は縁の下の力持ち。会社としての利益を追求するために働くのではなく、住民、国民の利益のために働くのが公務員です。

警察官や公立学校の教師なども公務員ではありますが、ここでは役所で働く人たちを公務員として考えます。

お給料は景気に左右されますし、頑張ったからといってその仕事が認められてお給料が上がるわけではありません。

しかも、税金からお給料が出ているということで、常に国民の厳しい目が向けられています。

しかし、目先の利益追求ではなく、ある意味利益のでない仕事を黙々とやっているわけですから、これ以上人のためになる仕事もないのではないでしょうか。

公務員は、地方公務員、国家公務員ともに基本的には年1回の試験を受けて合格することが必要です。

種別があり、学歴や年齢によって受験の区分が違うこともあります。

6.教師

教師は子供たちを教え育てる重要な仕事です。子供の頃の先生の影響というのは非常に大きいので、責任が大きい仕事でもありますね。

子供たちは国の宝。これから日本を背負って生きていく世代を育てるのですから、これほどやりがいにある仕事もないでしょう。

教員になるには大学で教員課程の科目を履修していることが必要です。

もし大学を卒業しているけれども在学時に教員過程を取っていなかった人は、卒業後で履修は可能です。

各自治体や私立学校などの採用試験に合格することで教師になれます。

人によっては非常勤講師と塾の講師を掛け持ちするなど、1つの学校に勤務せず、色々なところで働いている人もいます。

7.救急救命士

救急救命士はまさに人の命を救う仕事。医師が本格的な治療を始める前に、患者さんへの救急処置を施す重要な仕事です。

以前は医師しかできない仕事でしたが、平成3年から救急隊員も同じ業務を行えることになりました。

救急救命士になるには、国家試験に合格する必要があります。受験資格を得るためには大学で必要な科目を履修するか、指定校で学びます。

仕事に就くには各自治体の消防士として採用されるのがい一番の近道。

医療機関や警察、警備会社などもあるにはあるのですが、求人はそれほど多くはありません。

8.警察官

最近は女性でも警察官として活躍する人が増えてきましたね。女性の白バイ隊員も増えています。

警察官は公務員ですので、都道府県の公務員試験に合格する必要があります。

ただし、警察官は自治体ごとに年齢制限があり、だいたい30〜35歳未満となっていますので、もし目指したいのであれば早めにチャレンジすることをおすすめします。

また、身長や体重、その他身体要件を満たしていることが必要なので、丈夫な身体を持っていることも大事な要件ですね。

9.自衛官

自衛官はまさに国を守る仕事。災害の際にも救助活動などを行っていますので、皆さんその大変さはご存知でしょう。

ただ、自衛官といってもその仕事は多岐に渡りますし、2〜3年の任期のある自衛官もいます。

職種によっては年齢制限もあるので細かい点は募集要綱で確認してください。

参考:防衛省自衛官募集
http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/schedule/index.html

10.青年海外協力隊

海外で人の役に立つ仕事がしたい、という人には青年海外協力隊という選択肢があります。

40歳以上であればシニア海外協力隊になりますが、幅広い年代の人が海外で活躍できる仕事ですね。

職種もたくさんあるので、何かこれは人のためになるのでは?という特技や経験がある人は、仕事があるかどうか探してみてはいかがでしょうか。

参考:JICA募集情報
https://www.jica.go.jp/volunteer/application/

11.NPO、NGO職員

NPOとは「nonprofit organization」の略で、営利を目的としないで社会的な活動を行う民間団体のことです。

対してNGOとは「nongovernmental organization」の略で、国花や民族の壁を越え、営利を目的とせずに様々な問題に取り組む組織のことです。

NPOは非営利組織、NGOは非政府組織といわれますが、どちらも利潤を追求せずに、政府から独立して活動を行う民間組織という点では共通しています。
  • 保健や医療
  • 子供の教育
  • 女性の職業訓練
  • 復興支援
  • フェアトレード

など、活動は多岐に渡ります。

営利を目的としていないからといって完全なボランティアというわけではありません。(もちろん完全ボランティアもアリ)

組織を運営していくには当然お金がかかりますから、利益は出すのです。

しかし、目的は株主への配当ではなく社会への還元ですから、高収入を得ることはできませんが、お給料をもらって「働く」ことができるのです。

日本ではボランティアというイメージの強いNPO、NGOですが、海外では立派な「職業」。自分の経験や特技を活かして人の役に立とうとしている人はたくさんいます。

12.心理カウンセラーなど心に関わる仕事

心のケアに関わる仕事もたくさんあります。

臨床心理士は民間資格ではありますが、内閣府が認可している「公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会」が認めた資格です。

受験資格を得るためには指定の大学院か専門職大学院を修了しなければなりません。

第1種と第2種があり、第2種の場合はさらに1年以上の心理臨床実務経験が必要です。

資格取得後は心の専門家として医療機関の他、スクールカウンセラーなど教育機関でも仕事をすることができます。

そして2018年11月、ようやく心理の国家資格が誕生しました。

公認心理師という資格で、文部科学省と厚生労働省が所管している資格です。

こちらは臨床心理士よりお条件が厳しく、4年生大学で必要な科目を履修した上で、さらに大学院で専門科目を履修するか指定施設で2年以上の実務が必要です。

新たな国家資格ができましたが、臨床心理士という資格は継続されますし、今後5年間は経過措置があり、講習と試験を受けることで公認心理師になることもできます。

他にも、

  • 精神対話士
  • 行動心理士
  • 学校心理士

などと呼ばれる心理カウンセラーの仕事がありますが、これらは基本的に民間資格ですから、認定している団体の条件を満たせば、誰でも受験は可能です。

13.手話通訳士

手話で話すことは誰でも勉強すればできますが、仕事とするのであれば手話通訳士を目指してはいかがでしょうか。

手話通訳士は厚生労働大臣認定の手話通訳技能認定試験に合格することで資格を取得できます。

20歳以上であれば学歴などは関係なく誰でも受験できますが、通訳ですからそれほど簡単ではありません。3年程度の手話通訳の経験が目安だといわれています。

14.言語聴覚士

言語聴覚士とは言語に障害がある人だけでなく、聴覚や嚥下障害などがある人のリハビリをサポートする仕事です。

最近では病院だけでなく認知障害などのケアで介護業界でも必要とされる資格です。

国家資格であるため、大学もしくは専門学校で必要な分野の科目を学ぶ必要がありますが、年齢制限があるわけではないので、社会人になってからでもチャレンジできる資格でしょう。

15.義肢装具士

義肢装具士とは、手足を失った方のための義肢を製作、適合させる仕事です。

国家資格なので、

  • 義肢装具コースのある4年生大学
  • 養成施設(3年以上の専門学校)
  • 一般大学で必要な科目を履修して義肢装具士養成施設で2年以上学ぶ

という方法で受験資格を得られます。

専門的な科目を学ぶ施設が少ないことが難点かもしれません。

義肢を作る専門の会社や靴のメーカーなどが主な就職先です。

義肢は一度作ったら終わりではなく、患者さんと一生おつきあいのある仕事。

文字通り、手足となり患者さんの人生を支えて行くということにやりがいを感じている人が多いようです。

16.音楽療法士

音楽療法士は、日本音楽療法学会が認定する資格なので、民間資格です。

音楽を通して心身に障害を負った人のサポートをする仕事です。

リハビリとして音楽を聴かせたり、音楽に合わせて一緒に歌を歌ったり身体を動かすことで心身の回復を図ります。

日本音楽療法学会が認定した学校で学ぶか、音楽療法の臨床経験2年を含む臨床経験を5年以上有する人は、学会員になって資格取得のための制度に参加することで試験を受けることができます。

日本ではまだまだ認知度の低い資格ですが、海外では国家資格になっているところも。これから活躍の幅が広がる仕事だと言えるでしょう。

でも、どんな仕事も人の役に立っていることを忘れないで

ここでいう「人の役に立つ仕事」というのは、直接人とか変わったり、仕事をすることで「ありがとう」と言ってもらえるような仕事です。

しかし、どんな仕事であっても巡り巡って人の役には立っているもので、役に立たない仕事などないのです。それは忘れないでいてほしいと思います。

ですから、今の仕事に対して「こんな役に立たない仕事なんて」というような気持ちを持っているとしたら、それはちょっと違うのではないでしょうか。

こんな仕事に就きたい!という前向きな気持ちで仕事を探すのならいいのですが、今の仕事がつまらない、というような理由、今の仕事から逃げたいという気持ちで仕事を探しても、きっとうまくいかないと思います。

目の前の仕事に精一杯取り組むことも、世のため人のためになっているということを忘れないでほしいです。

10年後、その業界はどうなるか

人の役に立つ仕事=ずっとある仕事かというとそうではないかもしれません。

すでに介護の世界では、介護ロボットが開発されていますよね。そのうちきつい肉体労働はロボットが代わりにやってくれる日が来るでしょう。

ですから、今ある仕事がどう変化していくのか、10年後も職業として成り立っているのか、ということも考えて仕事を選ぶ必要があると思います。

きっと見つかる、やりがいのある人の役に立つ仕事

自分が好きな仕事を追求するのもいいですが、人の役に立ちたいという気持ちも仕事を選ぶ上では大事ですよね。

できればそれが自分の得意な分野で、しかも大好きで、人の役に立つことができればベストだと思います。

困っている人たちのために出来ることはたくさんあるので、自分に合った仕事を見つけてライフワークにできるといいですね。

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